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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き

……
結城は通用口から館内に入りフロントへ。
『お客様宿泊なら18階までをご利用下さい、
空きがひと部屋あったはずですが』

『調べなくても最上階があるじゃない!
結城の為に下着も乳首に穴の開いたモノ…ねぇ服の中に手を入れてブラを確めてみる?
乳首ピンピン♪』
相沢は結城の右手を掴み自らの胸に手を当てるが、
結城は怪訝な顔をして手を退いた。

『やめていただきましょう』
『乳首を触れっていうのにわからない人ね!』
相沢は上着を脱ぎ落としセーターをたくしあげていたが下着が見えるまでに結城が手を掴み動きを止める。
『ここはフロントで他の宿泊客にご迷惑がかかります』
『だから最上階に連れて行ってよ』
『宿泊は18階以下となります』
――そんなやりとりが30分続きフロントでは業務に差し障ると従業員休憩室で話していたが、
衣服を自ら脱ぎ始めた為に通用口から外に連れ出して話し始めた。

『風邪をひかせたくありませんから服を着てください、
俺が脱がせたと思われるのも心外です』
彼はため息をついた。

『予言は再開したんじゃないの!?
下着姿になろうとする女に恥をかかせないでよ!』
相沢はたくしあげたセーターから見える硬くなった乳首を弾いた。

『お帰り願いますか?』
落ちた上着を差し出す彼は我慢する努力も限界のよう。
――不毛なそんなやりとりが続き2人共に体は冷え、
彼は服を着るように強い口調で言ったが脱ぎたがる相沢。

彼は館内に戻り替えの白いシーツを無理矢理体に巻いてやった。
『来なさい』

相沢の姿に呆気にとられながらも対応するフロント。
『料金は俺が払うから彼女を空いた部屋にお泊めしてくれ、最上階以外で部屋までお連れし案内を頼む』
有無を言わせないような冷たい口調の結城。

相沢が部屋へと向かったのは日付が変わった頃になる。

※スイートタイムでの回想は終わり再び相沢と菜々美のシーン回想※

『結城ってアプローチも知らないバカ?
従業員に案内され部屋になんか想定外だったわ!
結城はバカよ!』

『バカなんて失礼だわ!
謝って、謝ってよ!』

『なんで江崎さんに謝るのよ!彼女でもないのに!』
『あたしは――』
『江崎さんも結城啓輔に憧れてんの?
男を知らないあんたなんか相手になんかされない!
もしあんたとセックスするなら結城も堕ちたもんね!』
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