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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
好きな人をバカにされ菜々美は両手を握りしめ睨む。
『堕ちたって…相沢さん何様だと――』

ドンッ‥
菜々美は相沢に肩を押されバランスを崩し足をひねりながらお尻から転ぶ。
『痛っ』

『江崎さんあたしが嫌いみたいだけどあたしもあんたみたいな甘ったるいのが大嫌い!
あたしに何様って10年早いつーの!
ついでにね結城は皆のモノだから口出ししないで!
関わりのあるような態度にムカつくわ!』
両手を腰に当て菜々美を見おろす様は憎しみが。

『関わりのあるような態度…あたしは』
『そういえばさぁ――
あの時高瀬と一緒の合コンに結城が来たのを思い出したわ!
せっかく高瀬とつるんで江崎さんを晒し者にしようとしたのに結城が台無しにしたのよね!
陽子がヘルプに呼んだだけで結城は渋々止めに入った?
濡れないって聞いてたけどバイブで喘ぐなんて男の代わりに毎晩玩具で練習?
あのまま無理矢理男達にまわすつもりだったのに!』相沢からの言葉は憎しみ。

※回想はほぼ終わりだと思えた頃結城の声にさえぎられる※

『もういい、もういい!菜々美もう…話さなくていい!』
菜々美は目を閉じ声をあらげる結城にトクンと胸が高鳴った。

『結城…さん』
『あの女は見た目と予言で何回か寝た感じ押しが強そうで君は無理をしなくていい』

『無理なんて…バカだなんて言われたらあたしっ…あたし…』

『危ない真似はよすんだ…危ない真似は――』

結城に背中を両腕で抱きしめられ菜々美は汗と彼独特のにおいに包まれた。

『あの後君を男達にまわすつもりだったのか、
じょうだんじゃないっ――…』
頭上で吐き捨てるような口調に菜々美は自分が女であると胸の高鳴りが増す。

と同時に菜々美は相沢の言葉を思い出すとブルッとふるえる。
「あの後男達にまわすつもりだったのに」

あの後…
あたしが喘ぎながら逃げようとした後に高瀬さんやあの男達にあたしを、まわす!?
レイプ――…!!
やだ…
やだ、もうっ!

『俺はもう君だけのもので君も俺のもの、
誰かの晒し者になんかさせはしない!
菜々美ふるえるな――』

あぁ…
結城さん!
堪らない!
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