この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
その時、住人がエレベーターから出て建物のすぐ近くにいる菜々美達を見て車へと向かう。

『近所迷惑…こんなところで話す内容でもない』
結城は自らの腕にまとわりつく、相沢の腕と胸を遠ざけるかのように片方の手で引き離した。

『相沢さんと言ったね、
これからは予言や占いに頼らず男にアプローチする事を願いますよ』
彼はチラリと相沢を見て、菜々美の方を向いた。

『予言に頼るなっていうなら何で結城は予言をやっていたの!?』
『君に教える事じゃない』
『教えないわけ?
質問を変えるわ、
江崎菜々美が予言で寝るなとあんたをたぶらかしたの!?』
『答えはNO、
俺の意志とけじめだとでも思ってくれていい』

『〜〜〜〜〜っっっ』
上手く切り返すようにはぐらかされた相沢は悔しく、両手を握りしめ駄々をこねる子供のように、
アスファルトの地面をダンダンと踏んだ。

『ちょっと!
話の途中で帰るわけ?
負け犬?』
『相沢さん、君は人を責めないと気がすまないのか?』

『ふんっ!結城達が逃げるからじゃん、
お高くとまってるっていうの――
あたしと関わりたくないっていう感じがみえみえっ。特に江崎菜々美』

菜々美はまたしても反応し肩をピクンと振るわせ相沢を見た。

『あたし?』
『菜々美気にしないよう、行こう』

結城が菜々美をかばう様子が気に入らない相沢。
『いちいち気に障るっ!
そんなに守られたい程か弱い演技?
そこまでして結城を繋ぎ留めたいわけ?
やっぱり江崎菜々美は卑しい泥棒ね〜』

また言うの?
あたしが泥棒だと?
/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ