この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
New year
第3章 初詣
「そういう風に言い切っちゃえる祥悟さんが、すごいカッコいいって思って。もちろん、家政婦雇う余裕なんてないし、奥さんとかお嫁さんに夢見てる部分が多分にあると思うけど。ウチの両親は いい反面教師になると思うから。精一杯、大事にします。だから…」

「嬉しい…隆行くん…」

「でね、その、まだ指輪も用意してなくて…でも、あの、ちゃんと、エンゲージリングは買うからね、あんまり高いの買えないけど…」

「指輪には拘らないけど…これ貰ったし。」

美佳ちゃんは左手薬指に嵌めた、クリスマスプレゼントのシンデレラのチャームがついた指輪を触る。

「そ、それは、フツーのファッションリングでしょ。エンゲージリングは、けじめだから。美佳ちゃんと結婚したいって思ってるっていう意思表示っていうか…だから、ちゃんと用意するよ。でも、ちょっと待ってね…」

美佳ちゃんはこくんと頷いて。
嬉しそうに俺の肩に頭を預けながら、

「今日、初詣に行って良かった…」

と呟いた。
/31ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ