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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目




私はビクンビクンと痙攣して果てた


中でイクのは初めてだった


昔、興味本位で花芽を弄ってイったことはあったけど…



そして佐伯さんは私に覆いかぶさってきて、私をぎゅっと抱きしめて


「真嶋さんのこと、本当に誰にも渡したくなくなりました」


と、切なそうな声で呟く


佐伯さんの素肌を感じて、どちらの心臓の音かわからないが、ドクドクと音がする


でも私は佐伯さんのことが好きかわからない。


かっこいいなぁと思えるようにはなったけど、それは好きとは違う気がする


でも、この人に触れられるのは嫌じゃなかった


「ねぇ、佐伯さん。私はまだあなたが好きなのかわからない。ゆくゆくあなたの気持ちに答えられるかわからないんです。」


そう言うと耳元で悲しげなうめき声が聞こえた


「で、でもね、佐伯さん。私はあなたに触られるのが嫌じゃなかったんです。他の男性に触られるのは吐き気がするほど嫌なのに。これはどうしてなんでしょうね?」


そう言うと、


「今はそれが嬉しい。その言葉だけで生きていけます。」


そんな柔らかな声音が耳元でした。


私は佐伯さんの吐息を感じて、子守唄にして、


乱れたベットシーツを整えることも、周りに脱ぎ散らかされた服を集めることもなく、佐伯さんに抱きしめられ、素肌を感じながら意識を手放した


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