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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目


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ピピピピ…


「ん…」


まどろむ中、遠くでアラームの音がする


もう起きる時間か…でもあったかくてお布団から出たくない…


それでも起きなくてはならない


あ、そういえば昨日…


「…ッ」


昨日の情事を朧げながら思い出して顔が熱くなる


なんで私は昨日、あんなにも佐伯さんを求めたのだろうか


いつもと違う佐伯さんが見れて嬉しかったのか、求められることに慣れてなくて拒否できなかったのか


それでも佐伯さんといやらしいことをした事実は変わらない


これからどのように佐伯さんに接していけばいいんだ


私の全てを見られた佐伯さんに…



いや、考えたって仕方がない。早く起きて準備しなきゃ


そう思ったが私の体は動かない


そこでようやく気がつく。


私は誰かの胸の中にいて、私の目の前にはたくましい胸板があった


こ、これは…


「さ、佐伯、さんっ!」


佐伯さんの腕は私をがっちりホールド。


足と足は絡み合っていて少しでも動いたら秘部が佐伯さんの足に触れてしまう


って、服着てない!!!




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