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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目

なんだか、楽しんでいる少年のような佐伯さんを見ていると微笑ましい気持ちになってきた
私よりも伏見稲荷について知っていたし、本当はずっと京都に、伏見稲荷に来たかったんだなぁと感じた
それにして、やはり朝の伏見稲荷はいいなぁ
人が少ないし、少し肌寒く薄暗くてまるで異世界に繋がっているよう
そんなことを考えているといつの間にか広いところに出た
そこにはベンチが置いてあって、売店もあったりして、京都を見渡せる高台のような場所だった
もうこんなところまで来てたんだ
時間的にもここで折り返さないと間に合わないかもしれない
その旨を佐伯さんに伝えなければならない
「あの、佐伯さ「真嶋さん写真撮りませんか?」
私の言葉は佐伯さんの言葉で遮られた
私この人に遮られること多くない?
「あ、構いませんよ。じゃあ…そこらへんがいいんじゃないですか?鳥居も写って。私の携帯で撮りましょうか?送っておくので、じゃあそこに立ってくださ「いやいや、真嶋さん」
この人、また人が話している時に!
佐伯さんはいつの間にか私の肩を抱いて、私がさっき言ったポジションまで行って
「2人で撮るの」
と言った
いやいやいや、イケメンとツーショットとか、みすぼらしさ目立つ!私の!

