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第6章 5ページ目。

私の心臓がこんなにも締め付けられるのは佐伯さんのその言葉に心を動かされたからなのか、ただその悲痛な声になのか…





声を押さえて入るつもりだけれどそれができているかわからない


もしかしたら外で誰かが聞いているかもしれない


でも今の私達は、もしそうであったらそれさえも興奮してしまうだろう


お互いがお互いを強く感じ合って


「もうダメっ…あんっ！イキ…そっ…」


「…ッ」


佐伯さんは強く腰を打ち付けて、


「ダメっ！あっ、イクッ…！イッ…あああっ！」


何も考えられなくなった私の中の何かが突然弾けて、真っ白になって


「ぁっ…締めすぎ…」


佐伯さんの腕の中で、ビクンビクンと身体を波打たせながら私は絶頂した



佐伯さんはすぐに私からモノを引き抜いてトイレに白濁液を吐き出した