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嫌いじゃなかったの!?
第7章 6ページ目。




待って!真希ちゃん!2人はさすがに気まずいです!


ポツンと2人残された私たち。



気まずさに耐えきれなくて、すっかり冷えたコーヒーを啜った


すると突然松田さんは


「さすがに凌に抱かれてはないっすよね?」


と平然と言った


「ブフォォッ」


その言葉に私はコーヒーを吹いてしまう


な、何を言ってるんだこの人!!!



「あー、服大丈夫?てか動揺しすぎ!わっかりやすいなー!」


そう言いながらも布巾で私の吹いたコーヒーを拭いてくれる松田さん


さりげない優しさとてもいいけれど!!そんなこと聞くかな!?


「だだだだ抱かれてなんてないですよー」


平静を繕ってそうは言ったものの


「抱かれたんだ、へ〜。凌流石だなぁ。あ、もしかして杏子ちゃんから誘ったの?」



そう聞かれて慌てて否定する


「いえ!あっちからです!突然のことだったんです!不可抗力です!」


不可抗力とまでは言い過ぎかもしれないが、とりあえずあの時の恥ずかしい思い出を消したかった


そういうと松田さんはまた目を見開いて


「ええ!?凌から!?珍しいこともあるもんだなぁ。あいつ今まで、相当欲求不満な時以外は自分から女を抱いたことないよ!」



え、あの時佐伯さんは否定していたけれど、実際は性処理だっだんじゃ…



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