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嫌いじゃなかったの!?
第8章 7ページ目。




「あ、そうだ!蓮にプレゼント買ったんだ!」


そう言って杏子は自分の部屋に行った


そういえば今日ショッピングモールで30分ほど杏子の申し出で別行動をした


その時に買ったんだろう


そんなことを考えていると杏子が青い紙袋を手に戻って来て


「はい」


と言って俺にそれを手渡した


「開けていい?」


「うん!」


いつもは見れない満面の笑みで、少女のような笑みで俺の反応を楽しみにしている


なにこのかわいい生き物。こいつがプレゼントにもらえたらいいのに。




まぁ、そんなことは置いておいて、紙袋から紙の包みを取り出してゆっくりと開ける


すると、そこにはダボっとしたシルエットのジーンズと俺が好きなブランドのネックレスがあった




はぁ。俺の好きなもんとか、色とかデザインとかよく知ってんな、杏子。


その品々は俺の好みドストレートで


「杏子、ほんとにありがとう」


いろんな感情を押し込めて、杏子には感謝の念を伝えた


すると杏子は嬉しそうに笑って


「いっつもお世話になってるもん!」


そう言った


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