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嫌いじゃなかったの!?
第8章 7ページ目。



ピクンピクンと未だ小刻みに痙攣する私の頭を撫でて


「杏子…」


愛おしげにそういう蓮


どうして私を抱く男は揃ってそんな顔をするのだろうか


「いつのまにかお前は、女の体にされてたんだな」


そして、悲しげな顔をする


「なぁ、俺。お前が好きなんだ。ただの幼馴染としてなんてもう見れねぇ。」


「蓮…」


その言葉に私は戸惑ってしまう


それは、私が好きだということは、えっと…




わからない。好きだと言われてどう対応していいか


応えたい。できることならその気持ちに、傷つけてしまわないようにしたい。でも…


私の蓮に対しての「好き」とは違う


私のことが好きだったことにもまず驚いて、しかしアルコールに犯された頭ではそのことについてろくに考えられる気配すらない


でも私が好きなのは…


「蓮、私ね…」


続きは言えなかった


荒々しく私の口を自らの口で塞ぎ、舌を深く絡ませ、喋ることなんてできない


まるで、続きの答えがわかっていて、それを聞きたくないかのよう。



私に深い口づけをしながら蓮の手は私の体を弄り回る


優しい手つきで私の胸の感触を楽しみ、秘部を触れるか触れないかのギリギリのラインで指を這わし、肩を撫でて、時々胸の頂に触れて


体が蕩けて無くなってしまいそうなほどの快感



すると、蓮は口づけをやめて自らの服を脱いだ


服の下に隠れていた蓮の体は引き締まっていて無駄なところがない


蓮はスポーツをやっているからか体格はしっかりしている


蓮の男の象徴はすでに大きくなっていて、先の方が汁を垂らしてヌメヌメと光り輝いている


そしてベッドの脇のタンスの引き出しから小さな袋を取り出し、それを開封し自らにつける


蓮のモノは凌に負けず劣らずといった印象


その行為を見た時、蓮に抱かれるのをどこかで覚悟していた


何よりも体が快感を欲したのだ

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