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嫌いじゃなかったの!?
第9章 8ページ目。




よしっ!今しかない!


食器の割れる音に駆け寄ってきた店員さんに何度もお詫びを入れて「お皿は弁償しますので何かあったらここまで連絡してください!」と言って名刺を渡し、重富さんの手帳にわかりやすいように3千円ほどを挟んでおく


そして、私は席から立ち上がり、フラフラと出口へと向かう


いつもなら感じない秘部の擦れが今日はなぜかはっきりとわかってむず痒い快感をにわかに与えてくる


きっと盛られた薬のせい





声が出そうになるのを必死に抑えて人混みを歩く


しかしどうしても足がふらついてしまって、いろんな人とぶつかっては暴言を吐かれる


その度に恐怖で体は震え、そして、じわじわと体の疼きが増す



どうしよう…この疼きはとても1人じゃ処理できない



熱く滾ったモノで奥を突いて、壁を擦って…



それが欲しくてたまらない。


1番感触を思い出せるのは蓮。


熱くて硬いアレ。中の1番いいところばかりを突いて私を何度も絶頂させたアレ。


あれは一生忘れられない快感。


初めて「イキっぱなし」というのを体験した。


平常の時にそれを思い出すと複雑な気持ちになるのに今はそれが欲しい。




しかし、凌の普段からは想像できない妖艶さとドSさ、


そして滑らかな肌に、低くて優しい声。


強く私を抱きしめて、私の1番深いところを突いて、息もできないくらいの快感を与えてくれるアレ。




そういうところで選ぶとどちらも捨てがたい。


私が今、一番求めているのは快感。


この疼いた肌に、秘部に、芯に快感を与えてくれるモノ。



蓮と凌。







そして、今、私が一番触れて欲しいのは……








私はにわかに震える手で携帯を取り出した











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