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嫌いじゃなかったの!?
第9章 8ページ目。
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時刻は8時半
私達は急いでシャワーを浴びて支度をした
一緒にシャワーをすると言って聞かなかった凌に負けて一緒にバスルームに行くと、もう当たり前のように私の体を触って来て、そこからはご想像にお任せする
腰が痛いって言ったでしょ!
何度そう文句を言ったかもう覚えてない
「忘れ物はなさそうだね、よしっ、急いで服屋さんまで行きましょう」
なんとか見つけた、近くの開店している服屋さん
そこに今からダッシュで行く
その姿を会社の人に見られたら終わりだけれど…
私達は部屋を出た
今日の仕事のことを考える
すると浮かんで来たのは重富さんと顔だった
私にあんな薬を盛ったということは、そういうことをする目的だったということ…
その考えに至った瞬間に突然震えがくる
あの発作のような衝動を抑えてくれたのが凌だったから、激しいながらも優しく凌に抱かれたから、今こうして会社に行けるけれど
あの時居酒屋から抜け出せなくて、重富さんに抱かれていたら…
そう考えると、怖い。
私はあの会社を、大好きな仕事をあやうく辞めてしまうところだった