この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嫌いじゃなかったの!?
第10章 9ページ目。


それらを1つ1つ鮮明に思い出して思った。


どうしようもないほど感じてしまった。





私はやっぱり凌が好きだ


押さえ込んでいた気持ちの正体を知っていた。


それは、凌への気持ち。


好きだという気持ち。


なぜ好きなのかわからない。


だけど好きなんだ。


かっこいいから、優しいから、お世話になったから好き。


とかじゃなくて、好きだから好き。






自分はこういうのに1番縁遠い人種だと思っていたのに、そうではなかったようだ。


こんなにも、人を好きになるなんて思ってもみなかった。





「誰が好きか分かった?」


松田さんは私におしぼりを渡しながらそう聞いた。


はたから見たら、私が松田さんにフラれて泣いているようにも見えるかもしれない。



私がコクリと頷くと、ポンポンと私の頭を撫でてくれた。


なんて罪な人だ。


彼女持ちでそんなことをするなんて!



でも、それで、だいぶん楽になった。


やっぱり松田さんはすごい。


なんでも話してしまうし、心を許してしまう。



ただ、蓮と凌を知っているから、という理由だけではなくて、以前会った時にとても話しやすかったのを覚えていたから松田さんに相談した。


やっぱり間違えではなかった。



/319ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ