この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嫌いじゃなかったの!?
第11章 10ページ目。



.

.

.



俺がカップラーメンを片付けている時だった。



ピンポーン



珍しくチャイムが鳴り響いた。


ほんとに珍しい。


友達が少ない俺の家に訪ねてくるやつなんて、たかが知れてるし、ネット通販で何かを買った覚えもないし、俺にプレゼントを贈る物好きなんていない。


じゃあ誰だ?



曲がりなりにもここは高級マンション。


一応、コンシェルジュを通さないとここまでは来れない。


ここまで来れるということは、顔見知りか。



そこでまず思い浮かんだのは松田朔太郎だった。


あいつは昔から時間は守らないけど、謎の時間に活動し始める節がある。


それがまた発動したか?


酒でも持って飲みに来たのかも知れない。



俺は玄関へと向かった。



どうせサクだし、確認する必要もない。



そう思い扉についてる覗き穴すら覗かなかった。




ったく。朔太郎のやつ。文句を言いたいことはたくさんあるけど、まずは突然来たことに対して文句でも言ってやるか。


そんなことを思いつつ、ドアノブに手を伸ばした


ガチャリ


「あのなぁ…」


俺がその言葉の続きを言おうとした時だった。


「!?」


続きの言葉は出なかった。



ただ、あんぐりと口を開けて、そこにいる人物を見ることしかできなかった。



「杏…子…?」



そこにはすこし髪の乱れた杏子が不安そうに立っていた






/319ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ