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第14章 13ページ目。

気付くと凌が私に近寄ってきていて、胸板がすぐそこに迫っていた


？と思った次の瞬間には、トップスは脱がされブラジャーだけの姿に。


また、下もスルスルと脱がされてしまっていた。


「凌！？」


動きやすさ重視のためのスウェットは脱がしやすさも兼ね備えていたとは…


というか…


「久しぶりで…恥ずかしいな…」


そういうと凌は、意地悪げに微笑んで


「いつ見ても杏子は綺麗だよ」


そう言い、自身も上半身を脱ぎ、よく鍛えられ、引き締まった白い肌を晒した。
　

そして私の腰に手をやり、ぐいっと自分の方へと引き寄せる


急に体が密着して、ボッと頬が赤くなるのがわかる


服越しに感じるよりも艶かしい凌の体温に、心臓が騒がしくなる


凌を見上げると、先程とは違う、愛おしげな表情をしていた


そしてすぐに、キスの雨が降ってきた


腰は固定されているため、逃げることもできない


ただ、快楽が襲ってくる


深いキスは私の全てを把握している様に、口内を蹂躙する


狭い脱衣所にいやらしい水音が響き、余計頭が快楽で埋め尽くされる


「んっ…ふぁ…ぁ…っ…ん…」


腰に添えられていた手は、私のお尻や背中を絶妙な触り方で撫で回し、肌が粟立つのがわかる


「んんっ…りょ…ぅ…っ」