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嫌いじゃなかったの!?
第14章 13ページ目。

久しぶりの凌の大きな手に、私は興奮せざるをえなかった


どれくらいそうしていただろう


お腹のあたりに硬いものが当たっている


それに私がそっと手をやると、凌の顔が少し歪んだ


「杏子はいつから、そんなに淫乱になったの?」


そう悩ましげにいう凌も色気を帯びており、たまらなく愛おしい


「こんな風にしたのは凌だよ…?」


そういうと、凌はニヤリと笑い、私の胸の締め付けが無くなった


いつのまにか壁に追いやられており、手首を壁に押さえつけられた


そしてまた濃厚なキスが降ってくる


「んっ…ふ…」


私のか細い声とヌチュヌチュといういやらしい音がこだまする


凌の片方のあいた手は私の胸の頂をギリギリ避けて、フェザータッチで私を翻弄する


ずいぶんと長い間触られていない頂は焦らしに焦らされ、ムズムズとしている


「んんっ…んぅ…ぁっ…」


凌に触ってほしくて無意識に体をくねらしてしまう


それを見てまた凌は意地悪げに笑う


私をかき乱す手が腰の位置に来た時、やっとだ…と思ったのに…



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