この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嫌いじゃなかったの!?
第14章 13ページ目。
久しぶりの凌の大きな手に、私は興奮せざるをえなかった
どれくらいそうしていただろう
お腹のあたりに硬いものが当たっている
それに私がそっと手をやると、凌の顔が少し歪んだ
「杏子はいつから、そんなに淫乱になったの?」
そう悩ましげにいう凌も色気を帯びており、たまらなく愛おしい
「こんな風にしたのは凌だよ…?」
そういうと、凌はニヤリと笑い、私の胸の締め付けが無くなった
いつのまにか壁に追いやられており、手首を壁に押さえつけられた
そしてまた濃厚なキスが降ってくる
「んっ…ふ…」
私のか細い声とヌチュヌチュといういやらしい音がこだまする
凌の片方のあいた手は私の胸の頂をギリギリ避けて、フェザータッチで私を翻弄する
ずいぶんと長い間触られていない頂は焦らしに焦らされ、ムズムズとしている
「んんっ…んぅ…ぁっ…」
凌に触ってほしくて無意識に体をくねらしてしまう
それを見てまた凌は意地悪げに笑う
私をかき乱す手が腰の位置に来た時、やっとだ…と思ったのに…