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嫌いじゃなかったの!?
第3章 2ページ目。
「じゃあ、LINEと電話番号がいいんじゃないかしら?杏子ちゃんあんまりLINE見ないもんね」
「ははは…申し訳ないです…」
「じゃあ、これ僕のLINEのQRコードです。電話番号はLINEの個人チャットで送りますね」
私はポケットからケータイを取り出しQRコードを読み込み、佐伯さんのLINEを追加した
美女と美女に挟まれちゃう…
そんなことを思いながら私は半分まで飲んだレモンサワーを飲み干し、いつしか幼馴染に言われた「人前で飲みすぎるな」という言葉を忘れて、私はやきとり一皿とビールを注文
そして、後1時間で元を取ってやる
そう意気込んで1人で黙々とビールやハイボールを飲んでいたところまでは覚えているのだが
次の日、二日酔いの気持ち悪さで目覚めるまでの記憶がなく、何故自分はパジャマに着替えて、メイクも落として、自分の部屋で寝ていたかは、謎だった。
ただ一つ覚えているのは、いつもとは全然違う表情をした佐伯さんの顔だった。