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嫌いじゃなかったの!?
第4章 3ページ目。


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「佐伯さん、コーヒーは飲まれますか?」


「はい」


私は自販機のホットコーヒーのボタンを押す



私たちはビル2階にある休憩スペースに来ていた


私のジャケットを返してもらうついでにお詫びしようと、お連れした


私は自分用にカフェオレを買った


もちろん、佐伯さんのは私のおごりだ。


先ほどポケットから財布を取り出そうとしたので即座に止めた



自販機から出て来たホットコーヒーを佐伯さんにさしあげる


「ありがとうございます」


そう言って両手で受け取る、


私は佐伯さんの正面に座り、カフェオレを机に置いて


「昨晩は本当にご迷惑おかけしました」


手を膝について深々と頭を下げた


「数々のご無礼をお許しください」


イケメンの顔に泥を塗るようなことしでかしてないことを祈る思いで私は続けざまにそう言った




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