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嫌いじゃなかったの!?
第4章 3ページ目。
それよりも、私と佐伯様があの佐伯様が
この醜女と腰を抱き合って歩いていた?
もしかしてこれは佐伯様のお戯れだろうか?
醜女をからかって笑っておられるのだろうか?
はっはっは!なんと趣味の悪い!
それがもし事実なら、私は豆腐の角で頭を打って死ねる。
外的ダメージを少しでも受けたら、精神的ダメージでボロボロにされた体はいとも簡単に生き絶えるだろう。
私はそんな消え去りたい気持ちにさいなまれながら腕時計を見ると時刻は9時半前。
私は何度もすみませんと謝りつつ、佐伯さんから私のジャケットが入った紙袋を受け取り、私達はオフィスに戻った