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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目
私は蒸気で白く霞んでいるバスルームに入る
あ、なんだろう。
濃厚な佐伯さんの匂いがする。
って、変態か私は!
バスルームはどうやらユニットバスのようだ。
私はトイレの上に着替えを置いて服を脱ぐ
そして私は気がつく。
すっぴんを見せなければならないんだ…
2人部屋を了承した時は大丈夫だと思っていたのに、なぜ今は見せたくないと思うのだろうか。
化粧でなんとか人様に見せれるか顔にしているけど、すっぴんはなかなかひどい。
潤いのなくなってきたお肌なんて、ピッチピチの若者に見せれないものだ
今更佐伯さんによく思われたいと思ってしまっているのかもしれない。
無駄だよ杏子。諦めなさい。