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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目
〜凌side〜
真嶋さんは優しい人だ。
自分が京都に来たことがないというとただでさえ忙しいというのに時間を作って観光をさせてくれる
こうやって真嶋さんのことを考えていると安らかな気持ちになる
この気持ちがわからないというのは嘘で、わかりたくないのかもしれない
わかってしまったら俺は止められなくなる
その時にあの、酔った時の真嶋さんの言葉を思い出す
『あなたが人を愛したらいいんです』
という、その言葉を。
今日は真嶋さんのことを多く知れた。
成り行きで仕方なく、ということもあったが、それでも多くのことを知れた
一緒に住んでいるあのイケメンの幼馴染ほどではないだろうけど