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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目
息、もしくは時が止まっていたのかもしれない
真嶋さんといつもとは違う姿に、心臓がドキンと跳ねた
少しの間何もかもを考えることをやめていた脳はすぐに動き始め現在の状況を理解する
黒のトレーナーのワンピースを着て、髪を下ろして、メガネをしていない真嶋さんが立っていた
化粧をしていなくて、いつもより幼い真嶋さん
少し髪が湿っていて、思ったよりも開いている首元が心なしかいつもよりも色気を増している
頰を赤くさせて恥ずかしそうに笑っていて
「ビール買いに行きません?」
と、真嶋さんはそう言って真嶋さんは俺の目を見て子供のような笑顔でニコッと笑った
そこで、今まで抑えていた俺の理性が音を立てて崩れる音がした