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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目




「はぁっ、はぁっ、はぁっ」


私は快感の余韻によって肩で息をしていた


そんな私を佐伯さんは強く抱きしめる


「ねぇ、真嶋さん」


切なそうで声で私を呼ぶ


私は力の入らない体を佐伯さんに預け、


「なんですか?」


と言う。


「最後までシていいですか?昔、あなたが三人の男達にされたことを、僕があなたにしてもいいですか?」


苦しそうに佐伯さんは言う


どうして、あなたが苦しげな声をあげるの?


「佐伯さんはあの人たちとは全然違います」


いつの間にか、私は佐伯さんとの行為を、これからする行為を受け入れていた。


体が快感を欲した


佐伯さんからの、快感を。


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