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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目


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私はお姫様抱っこをされて、ベットに寝かされる。


佐伯さんは切なそうに私を見つめて「真嶋さん」と言う


私は聞く、


「どうして、こんな私を今から抱こうとしてるんですか?性処理ですか?こんな私を…」


それ以上は言えなかった


私は佐伯さんの唇によって口を塞がれた


「んっ…」


荒々しく口内を犯す


そして佐伯さんは口を離し


「僕はあなたが好きです。いつから好きになったのかわからないんですけど。他の女とは違います。あなたはこの前酔った時に言ったんです。

あなたは愛されたいんだ。愛されたいなら愛されたい人を愛せ。

って。」


私はそんな偉そうなことを言ったのか。


佐伯さんは続けた


「確かに、自分は愛されたかったことに気がついたんです。
だけど、誰に愛されたいかわからない。俺を育児放棄した母親にか。それとも俺を裏切ったあの女にか。
誰なのかわからない。それは誰だろうって、考えてたんです。でもそんな時にあんたが笑ってた。目を見て笑ってくれた。」


それだけで俺は良かったんだ


そう言って苦しげな表情をして


「だから、愛させてください。あなたを。」


そういって私に覆いかぶさり、激しく私の唇を貪った




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