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第10章 恥辱散歩

あれ・・・この子まさか・・・。

手を繋ぎ、体をくっつけて歩いていた彩花も何かを感じて美咲の顔を見る・・・紅潮して口が半開きの美咲の顔をじっと見る・・・。
そして彩花は確信した。

これは恥ずかしがっているだけの顔じゃないわ・・・感じている顔だわ・・・この子間違いなく感じているわ・・・恥ずかしい姿を見られて、感じているわ・・・本物のＭだわ・・・恥ずかしいことをさせられている自分に興奮して感じてしまう羞恥Ｍ・・・。

そうか・・・そういうことか・・・ふふふ・・・これは面白くなりそう・・・。
彩花の顔に小悪魔な微笑が浮かぶ。