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セカンドラブ
第2章 カ
そのパジャマは池田自身の。
凄く気に入って買ってたけど。気に入らないなら買いに行こう。
そういいながら主任はベッドから出て
着替え始めた。
着替えをボーっと見ていた私は
5年前の私の記憶とは違ったメガネフレームに気がついた。
「そのフレーム、素敵ですね」
主任はその言葉に笑って
「これは、し・・池田が選んでくれたんだ」
嬉しそうに言うその顔は5年前の記憶にはないもので。
「5年後の私、センスいいかも」
「だな。リビングにいるから。着替えたら、おいで」
さりげなく部屋を出て行ったのは
私が着替えやすくするためなのかな。
5年間の記憶がない私は、主任の前で着替えることに抵抗がある。
クローゼットを開けると確かに見慣れない洋服ばかりで。
でも確かに好みは私のものだった。
楽そうな服を選んでリビングに行けば
コーヒーを入れてくれて主任が待っていた。
「それ着たんだ?」
「変ですか?」
「いや。似合ってるよ」
ピンク色のセーターと黒いロングスカートは着なれているらしく
着心地が良い。
凄く気に入って買ってたけど。気に入らないなら買いに行こう。
そういいながら主任はベッドから出て
着替え始めた。
着替えをボーっと見ていた私は
5年前の私の記憶とは違ったメガネフレームに気がついた。
「そのフレーム、素敵ですね」
主任はその言葉に笑って
「これは、し・・池田が選んでくれたんだ」
嬉しそうに言うその顔は5年前の記憶にはないもので。
「5年後の私、センスいいかも」
「だな。リビングにいるから。着替えたら、おいで」
さりげなく部屋を出て行ったのは
私が着替えやすくするためなのかな。
5年間の記憶がない私は、主任の前で着替えることに抵抗がある。
クローゼットを開けると確かに見慣れない洋服ばかりで。
でも確かに好みは私のものだった。
楽そうな服を選んでリビングに行けば
コーヒーを入れてくれて主任が待っていた。
「それ着たんだ?」
「変ですか?」
「いや。似合ってるよ」
ピンク色のセーターと黒いロングスカートは着なれているらしく
着心地が良い。