この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エリュシオンでささやいて
第6章 Invisible Voice
 


 

・━…‥・‥…━・

 ◆ハデス
 ローマの神話では冥王星の名前の由来ともなったプルートと呼ばれるが、ギリシャ神話において、ティターン神族(オリュンポスの神々より前の古の神々)の長であるクロノスとレアとの間に生まれ、ゼウス、ポセイドン、デメテルらの兄弟である。

 「生まれた子供に権力を奪われる」という予言を信じた父クロノスに丸呑みにされ、ポセイドンらと共に父親の腹の中に幽閉されて育ったが、ゼウスに救出され、兄弟でティターン神族と戦い、勝利した結果、ゼウスは天空を、ポセイドンは海を、ハデスは冥府を支配することになった。

 正妻がいてもたくさんの妾と妾腹の子を持つ兄弟と違い、ハデスは真面目で一途、心優しい性格の堅物とされるが、一目惚れをした姪のペルセポネーを地上から略奪して妻にする(ゼウスの策略とも言われるが)、強引さがある。
 


◆ペルセポネー
 ゼウスとデメテルの子供で、大地の女神デメテルに愛情を注がれて育ったが、彼女に一目惚れをしたハデスによって(一説によると、馬鹿にしたペルセポネーに対するアフロディーテの報復としてエロスがハデスの心に矢を打ち抜いたとされる)、冥府に誘拐されてハデスの正妻にされる。

 ハデスは、ハデスの兄弟でありペルセポネーの父であるゼウスの許可を貰って妻に迎えたが、ペルセポネーは母が恋しいと冥府で泣いて過ごして、ハデスを困らせる。

 一方、娘を勝手に奪われた母デメテルの悲憤のストライキにより、地上の凶作に困ったゼウスは、ヘルメスを使いペルセポネーを冥府より連れ出そうとするが、ペルセポネーはハデスに勧められるまま、冥府の食べ物である石榴(ザクロ)を口にしてしまったため、食べた分…1年の三分の一は冥府にいないといけなくなった。これが四季の始まりとされる。

 その後、ハデスとペルセポネーは、冥府で仲睦まじく過ごしたと言われている。


・━…‥・‥…━・
/1002ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ