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エリュシオンでささやいて
第6章 Invisible Voice
 
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「よし、じゃあこれからすべきことをまとめるぞ」

 バチンと大きな手を打ち合わせて、小林さんは言った。

「まずは、大きな力で木場での出来事に対して、情報規制がなされているのか確認しよう。それにより、嬢ちゃんを狙っている集団の規模が推定出来るだろう。俺は明日の朝、コンビニの新聞を片っ端から買ってみる」

「俺はSNSの友達とか情報網を駆使して、探してみる」

「私は素知らぬフリをして、喫茶店をもう一度見てみようと思ってるわ。あのままならば、噂でもなんでも上っているはずでしょうし、もし責任者がいたら、ケーキを持ってきた店員を聞いてみるわ」

 あたしが口を開こうとした時、早瀬が言った。

「ここに、明日もうひとり呼んでいる。そいつはベースが得意だから、来たらセッションを始めるからな。小林も知らねぇ奴だ」

「え、須王さんがベースじゃないの?」

「俺は裏方、やったとしてせいぜい鍵盤くらいだ。名前は白城棗、上原の同級生だ」

「え!?」

 顔も知らない棗くんが来るの!?
 
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