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エリュシオンでささやいて
第4章 Bittersweet Voice
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◆シンセサイザー
電子回路の演算による波形信号を作る電子楽器・音源のひとつで、ピアノ(鍵盤)形式以外にも、ギターシンセ、ベースシンセ、ウインドシンセ(EWIを代表する電子管楽器)などがある。
◆MIDI
Musical Instruments Digital Interfaceの略で、国際基準となっている電子楽器の世界共通規格で1990年代に全盛した。主に演奏を記録出来る楽器やソフトのシーケンス機能によって、記録された音色や音量、音の並びといった楽曲データの形態や保存方法のデータをMIDI規格で送受信することで、どのメーカーのシンセサイザーら電子楽器やコンピュータなどでも自動(再生)演奏させることができるが、声などの音声は扱えない。
電子楽器以外にも、通信カラオケの送信データ、携帯電話の着信メロディの自動演奏などもMIDIシステムによるもの。
◆DAW
Digital Audio Workstationの略で、DTM(パソコンで作る音楽。音を出す機能は不要で、MIDI信号だけ出力できればいい)の制作ソフト。初音ミクなどのボーカロイドの曲をパソコンで作成編集する時にも、必要となるソフトウェアである。
楽器のトラックごと独立して録音・修正出来る多重録音機能、多数の音源で自動演奏をさせる打ち込み機能(シーケンス機能)、記録した音にエフェクターをかけたりバランス調整をするミックス機能などがある。
電子音楽機器は、MIDIケーブルで繋げることで、音源が違う……別のシンセや、鍵盤を持たない音源(GS音源など)、或いはDAWなどで同時再現出来るが、現在MIDIケーブルで繋ぐことは少なく、MIDI端子がない楽器は増えているものの、DTM・DAWでの入力手段としてのMIDIキーボードや、通信データとしてのMIDIは今も使用されている。
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