この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第3章 心の中の葛藤



普段使っている俺のデスクに戻り、何となく仕事放置で、椅子に座ったまま頭の後ろで指を組んでフラフラ・・



(また言ったら、避けられちまった・・)



『無理してないか…』


この言葉を言う度に、美紀さんに避けられる…
突き詰めて理由を考えて見れば、あのホテルで2人っきりになる前、俺はこの言葉を言った。


多分それからだと思う、この言葉を言うと目線を逸らせるか、避けられるかするのは…



(やっぱり気にしてるのか、あの時の事・・)


踏み止まった俺だが…
朝、美紀さんの『ごめんなさい』と言う言葉に俺は…



『・・・
何で謝るかなぁ?
大人なんだ、別に普通だろ??』


そう返してシャワーに突っ込み…
出て来た美紀さんは、完全たる仕事用‥Little Witchの顔。


その後、空港に着いても一言も話さずに、ボストン行きの飛行機に乗って行ってしまった・・



(俺の方がバツが悪かったんだよな……)


本当は『ごめんなさい』と言われて、俺は何て言って良いのか分からず、あんな冷たい態度を取ってしまった訳で…


初めて愛しいという気持ちに気付いた俺は、美紀さんの『ごめんなさい』という言葉に動揺して対応しきれなかった。



(・・・
分かってるさ‥俺が壊滅的にそうそうのに弱いのは・・・)


環境の問題もあるが、俺は愛とか恋とか、そうそう感情が苦手‥と言うか良く分かって無いんだろう。


だから、初めて愛しい離れたくないと思った美紀さんに、どう対応して良いのか迷う時がある。


ペントハウスの時も、口悪く言っているが、本当は普通に話すと言葉に詰まりそうで、ついつい出てしまったのが‥あれ‥‥



(でも、楽しいんだよなあれが……)


同じく、少々口悪い美紀さんとの言い合い、俺に取ったら凄く楽しくて止められない。


/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ