この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第6章 心の中の後悔



ぁたしは、オリバーさんの真っ直ぐに見つめる瞳に耐え切れなく、また後ろを向く…



「これで分かったでしょう、私は真っ白なお嬢様じゃ無い…
身体も心も真っ黒に汚れ、罪と分かっていて、また罪を犯す……
そんな私をオリバーさんが守る必要なんて無いよ、今ならまだ引き返せるんだよ?
私から離れて、違う任務に付けば「もういい‥もういいから……」」


「あっ・・・」


後ろから、オリバーさんが着ていたジャケットを肩から掛けてくれて…
そして‥しっかり抱き締められた・・



「もういい‥もう十分に分かったから…
俺も最近気が付いた、人を愛する心は簡単には止められ無い、美紀さんが早乙女氏を愛する心も止められ無いんだろう……」


「・・・・・うん」


「だったら余計に‥俺は守りたいと思う、此処まで傷付いた美紀さんを、放って置く事なんて出来ない…
ねぇ、美紀さん俺を使って?
ガードでも裏工作でも、関係を明るみに出ないように全力を尽くすし、美紀さんの手足になって、事務仕事から危ない事まで何でもするからさ」


「でも、私は‥愛おしいと言うオリバーさんを受け入れる事は……」


「それも分かった…
俺なら大丈夫、愛おしいと言う心を持っていても、美紀さんが欲しいと思っても、自制心で抑えられる‥そう訓練された、心のままに動く事は‥無いから・・」


「・・っ!
それで良いのっ!?」


逆に、ぁたしの方が振り返り、オリバーさんの青い瞳を見詰める。



「抑えられるから、訓練されたからって、それで良いの!?
ずっとそれで良いの?
心を隠したまま、私の側に居るなんて‥オリバーさんはそれで良いの!?」


幾ら訓練されたからって、私の方が耐えられそうに無い‥
オリバーさんの心を知ってしまったから!!


/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ