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禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第2章 心の中の戸惑い
正式にボディーガードとして付いてから、かなり美紀さんとは打ち解けた。
初めこそ、とんでもなく警戒されたが、これは俺が悪い訳で‥‥ともかく打ち解けるよう努力はしたさ。
数ヶ月は掛かったが、美紀さんも漸く警戒心を解いてくれて…
そんな時に、あの出来事‥‥まさかホテルが満室近くて、2人一緒の部屋で一晩過ごす事になろうとは……
女性‥美紀さんが居ても、俺は平常心は保てると思った、子供の頃からそういう訓練を受けていたから。
でも実際は、国際電話で軽く里心が出て、落ち込んでいた美紀さんを抱き締めて、気の迷いかキスをし…
そのまま抱き締めていた俺は、知らず美紀さんに欲情・・
これまた、予想外の美紀さんの行動に慌てながらも‥無理やりでも止めたくない俺が何処かに居て……
美紀さんのなすがままに、口淫奉仕‥つまりフェラチオされて感じ、美紀さんの口の中に白濁を放出……
今考えると‥抱き締める行為の時点で、愛おしいという心が出ていたのだろう…
だから欲情し、口の中にと言う美紀さんの言葉に逆らえ無かった‥‥とは思う。
そして‥‥あの表情を見た瞬間、俺は抑える事も忘れ、少々強引に‥美紀さんの腕を捕まえ唇を奪っていた、それも夢中に……
ギリギリで自制心が働いたが、もし抑えられなかったら、俺はあのまま美紀さんを本気で犯していたかも知れない…
それくらい、訓練された自制心をぶっ飛ばす、美紀さんの行動に‥‥そしてあの表情・・・
「あれは‥反則だよなぁ……」
報告が終わって、廊下を歩きながら、つい言葉に出して零してしまう。
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