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禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第2章 心の中の戸惑い
美紀さ‥Little Witchが打たれた事と、既に日本にドラッグの流通場所が把握されてる事…
即ち何かあったら、彼女の保護を高々に謳った米国が追求される。
そうまくし立て、日本の米軍基地からの医療チームを組む事、政府傘下の製薬所からの新薬の提供…
そして、俺が日本に行く事を取り付けた‥方法に手段は選ばないという特殊条件付きで……
補佐官の部屋を出て直ぐに、交流のあるデュラン大使に直接連絡。
この間の話の客船にLittle Witchが乗船していて、少々不味い事になっているから、米軍が客船に着陸出来るように許可が欲しい。
こう切り出し、デュラン大使は心良く快諾…
直ぐにフランス本国に連絡を取り、レンタル先の会社と交渉し、着陸許可を取ってくれた。
その間に俺の方も、中和剤を保持する米軍基地を検索…
都合が良い事に空軍時代の上官、ハリス中佐が居る嘉手納基地に中和剤があり、直接中佐に連絡。
『出来るかも知れないが…
それが本国命令か?』
「出来るかも知れないじゃ無い!
確実にやるんだ!!」
知らず俺はハリス中佐に怒鳴っていた…
曖昧な言葉で納得する気など無い、美紀さんの命が掛かっているんだ、確実を掴まなくては‥そんな思いが大きかった。
『・・・
命令内容は確認した、必要書類も来ている…
直ぐに軍医と共に高速ヘリで船に向かう』
「・・了解した」
ハリス中佐は、それ以上言わず命令として緊急発進の方を選び、高速ヘリで客船へ…
ひとまず今すぐ打てる手は打ち、次は新薬と俺の方…
日本に連絡していては遅い、そう判断し最高機密のステルス戦闘機を、大統領補佐官の名で準備させ、俺はホワイトハウスを飛び出し製薬所へ一直線。
必要な薬と説明を受け、後必要かな?と思い違う薬も新薬提供して貰い、先に製薬所に呼んでいた、空軍のヘリでステルス戦闘機が配備されている基地に一っ飛び。
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