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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第4章 本能と後悔



「杉田が居ると女が寄って来るよな、イケメンは違うぜ」


「知らん、呼んでるつもりもない」


「まあ、そう言うなよ」


彼女達を入れてゲーム再開、流石に声を掛けて来ただけあって、それなりに慣れているよう。


4人に増えた事でサイクルが長くなり、私の方はコーラ片手に長椅子の方へ移動‥勿論彼女達と話をする為。



「お名前聞いても良いですか?」


仲間がプレイ中だから、私と彼女達2人…
早速、始めに声を掛けて来た女性が話し掛けて来て、もう1人の女性も乗り気な感じ。



(どうしてこう目立つのか・・・)



「杉田・・2人は?」


基本的に、こう遊びに出ている時は、極力『私』という表現は使わないようにしている。


こう‥違和感があると言うか、あまり『私』と表現をする男が少ないと言うか…
ただでさえ目立つのに、更に余計な事になりたくないから控えてるのが現実。



「私は美里、隣は絵理って言うの・・・」


「・・・っ!」


美里・・・その名前は・・・



(・・参った‥今日はツいていないようだ・・・)


仲間がプレイを終わって、次は美里と名乗った女性の番…
それを目端で追いながら、戻って来た仲間に声を掛ける。



「・・煙草‥持ってたよな?」


「ああ、珍しいな杉田が‥‥」


「たまには・・・」


1本貰って煙草を吹かす…
確かに殆ど煙草は吸わない、吸うとしたら落ち着きたい時くらいなもの。



(・・・美里‥‥か・・)


この名前には、思い入れと後悔が沢山・・・


皇美里・・・


私の婚約者だった女性・・・


既にこの世の人じゃ無い、18才の若さで事故によって亡くなった‥
そう‥祖父に何度も掛け合った、私の娘の母親であり、私の最初の女性・・・


出来るだけ、思い出さないようにはしているのに…


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