この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第4章 本能と後悔



「・・・杉田!」


「・・・え?」


「お前の番だそ、それに煙草落ちる・・・」


「ああ‥すまん‥‥」


少しばかり思いに浸っていたらしい…
気付けば、煙草は既に短くなり灰が落ちそうになっている。



(・・全く‥名前のせいか・・・)


心の奥底にはしたい話、最近は思い出す事も無かったというのに…


気を取り直し、煙草を消してゲームを再開・・



"ドスッ‥ドスッ‥ドスッ"



「おっ!
珍しく外した…」


「だから、たまたまだ」


もう1人の絵理という女性と交代して、仲間の隣の方に座る。



「もう1本いるか?
さっき全然吸って無いだろ?」


「まあ……」


もう1本貰って、今度こそ煙草を吹かす…
余計な考えを断ち切るのには丁度良い‥流れる煙を見ていれば、少しは心が落ち着く。



「・・何か考えていただろ?」


「・・・少し‥‥」


「別の女を思い出したとか?
杉田なら、女に困らないだろう?」


「どうしてそうなる…
女など‥‥一度切りで十分だ・・」


別の女というのは当たってはいるが…


何度も同じ女性を抱く気にはなれない、過去の体験が大きいのか、一度抱いた女性は興味が薄くなる‥我ながら困ったとは思ってはいるが、どうしてもそうなってしまうのだから仕方無い。


後、早乙女や会社関係も全く興味が湧かない…
やっぱりこれも、過去の体験からだろう。



「選り取り見取りってか」


「そんな訳無いだろう、そんな暇も無いよ」


こうして出て来るのでさえ稀な事なのに、簡単に女など出来るかっ!


次はお前だとゲームの方に蹴り飛ばし、また煙草を吹かす…


たまにだから‥一夜限りだから、その気になる…
それ以上興味が持てる相手が現れるのか‥この私に??


/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ