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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第17章 孤独と希望



「はぁ‥はぁ‥はぁ‥はぁ‥」


顔を上げたと思ったら、凄く荒い息‥という事は‥



「もしかして息‥止めてたの!?」


「えっ!?
違うん‥ですか??」


なんと言えば良いのか‥
いきなりキスをした私も悪かったが、そこまで性的な事を何も知らなかったとは‥



(そういえば、私も美紀の年頃は、そこまで知らなかったかも知れない‥)



まあ‥私の場合、経験が異常に早過ぎただけの話で‥
美紀に置き換えて見れば、確かに耳に聞く程度の知識だったとは思う。


そんな美紀の表情と、昔の自分を思い出して、つい笑いがこみ上げてしまう・・



「わっ‥分からないですっ!
こんな事‥したこと‥無い‥から‥‥‥」


私が笑ったせいか、恥ずかしかったのか、美紀は真っ赤になって怒る始末。


でも‥これだけは、ハッキリさせなければいけない‥


今のでも分かったが、美紀はまだ処女、それを奪って良いものなのか‥
私自身も、まだ葛藤中‥それをしてしまって、本当に‥‥‥


だから私は、椅子に座っている美紀の前に跪き、目線を美紀と同じにし‥
真面目な顔に戻して、美紀に対して、私が思っている本音を語る・・・



「‥美紀が‥‥欲しい‥
いけないのは分かっている‥
けど‥どうしても美紀に触れたい‥‥」


「季永‥さん‥‥」


私の偽りならぬ本音‥
美紀に触れたい、美紀が欲しい、美紀を抱きたい、美紀を私のモノにしたい。


これが私の本音‥
未成年でも、早乙女会長も関係無い‥
ただ、普通の杉田季永として、愛おしい女性を私のモノにしたいという、心と男‥雄としての欲求。


ずっと真っ赤になって俯いていた美紀だったが、恥ずかしながらも顔を上げた‥
美紀なりに選択した、そう思う。


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