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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第5章 努力と結果
そして、この頃ストレス解消の為の遊びも顕著になり‥20才を超えたせいもあって、良く夜に外出し寄って来る女性と一夜の関係。
「あっっんっ! これっ凄いっ!」
ラブホの中で、私の上に乗り勝手に腰を振っている女性‥名前は何と言ったか‥‥それすら覚える気も無い。
ただ性欲が満たされればそれで良い、他の事を考える気すら起きない。
「あっ あっ!」
「出すよ‥良いかい?」
最近少しは理解した、仲間内で言葉使いがと言われていた理由…
私は元来こういう話し方だが、女性から聞けばかなり誘惑している言葉に聞こえる‥らしい。
「はぁ‥来て‥‥杉田さん・・・ああっっ!」
「ああ・・」
下から突き上げれば、乱れる卑猥な女体…
それを何処か冷めた目で見詰めながら、極まった欲を吐き出す‥‥勿論ゴムの中に・・・
「もう!
生でも良いって言ったのに……」
「ポリシー…
いや、マナーか?
間違いなんて御免だよ」
「つれないわね」
早々に女性を離し、サッパリする為にシャワーを浴びる。
毎回こんな調子なのは変わらない…
どちらかと言えば淡白の方なんだろう、私自身の心の問題ともいうが、まだ完全に心の片隅に出来ない自分に苛々が募る。
(・・・
もう4年も過ぎたというのに…)
いや、まだ4年…
娘も幼稚園の年頃、分かってはいるが、約束は約束、私は一切向こうには干渉をする事は無い。
それが倉原との取り決めであり、私が提案した事…
繋がりを隠す‥娘の身の安全の為、私はそう決断した。
事実、倉原との繋がりはもう無い…
本当にもしもの為に、連絡先は教えてはいるが、倉原から掛かる事は無いだろう。
上手くやっているようだし、私はこう少しだけ思いに耽る程度‥‥それで‥‥良い‥‥‥
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