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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第5章 努力と結果
相変わらず女性とはラブホで別れ、車に乗って帰宅…
車を運転するのは気分が良い、本社との往復だけだと殆ど運転にすらならないから、こう遊びに出る時に良く利用する。
だから、敢えて遠くを選ぶ、私なりのこだわり。
「・・0時か…
さて・・・」
端末を立ち上げ、名前だけのエッジ社へ回す…
本当に名前だけ、中身は本宅の個人サーバーの中。
「・・・
少しは増えたか……」
プログラムの交渉…
導入した会社から噂が上り、それなりにいい件数の依頼が来ている。
「先ずは・・・」
依頼して来ている会社の概要と内容…
来たからと全てに契約するつもりは無い、そして契約料の問題も……
最低ラインは設定してはいるが、私がこう渋るから、契約料が跳ね上がっているのは確か‥‥確信犯だが。
「何事も金は必要だ」
足掛かりにも金は必要、そして優秀な人材も必要不可欠。
システム課を見ていて思った…
幾ら高学歴でも、資格を習得していても、実際にプログラミングに触れていない新卒では、役に立つかどうかは未知数。
それなら、現役の方が余程マシというもの…
後、学生時代にプログラムを発表している者とか。
(色々調べではいるが…)
条件に当てはまる人材はなかなか…
全てに私程とは思っていないが、システム課の水準より上には行きたい。
「この5つで良いか…」
下調べした中の5つの会社に返事を送る…
後はゆっくり待てば良い。
強いては事を仕損じる…
周到に、それでいて確実に、包囲網を狭めれば良い事だ。
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