この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第6章 紀永と季永
「・・・
良いだろう、ただし自分で挿れて自分で動け」
「分かりました…」
少々時間は掛かったが、私のモノは完全に勃ち上がっている‥後は女が好きにすればいい。
「あっ! 良いっっ!」
ソファーに両膝を付き、私のモノを咥え込んで、女は勝手に腰を振る…
私は一切手は貸さない、それが持続させる為の最善策だから。
「ああっっ!」
室内は、女の喘ぎ声と抽挿する度に聞こえる水音‥‥‥そして私の小さなため息だけ・・
元々、商売系の女や、着飾った女は好きでは無い。
華やかな裏に見える黒い思惑、私が一番嫌いなもの‥それはドレスの下に、黒く玉の輿を狙う女共‥‥そして、媚びへつらう商売系の女。
いい加減、その手の女にはウンザリしている、稀にパーティーなどに出れば、私に媚び早乙女の名を狙う女ばかり…
特に大学に入った後くらいからか?そういうのが顕著になった。
だから杉田季永の名を使い、普通の女を求める‥なんの思惑も黒い世界もなにも無い、一夜限りの関係。
私唯一の自由な時間…
最近は、そんな時間すら取れないが、今でも普通の女を求めるという心はある・・・
「ああ! イッちゃっ!」
「勝手にイクのは構わんが、後始末くらいしていけ…」
女の胎内の律動から、イッたのは分かっている…
ただ、こっちも煽られているのだ、後始末くらいしていくのが普通だろう。
「はぁはぁ‥‥はい、分かっています」
女がまたソファーの下に下り、私のモノに口淫奉仕を始めた…
気に入らないが、高まったモノを鎮めなければ、次もなにもあったものじゃない。
(・・面倒だ・・)
一度抱いてしまった女には、こんな感情しか持てない…
相変わらず興味は薄く、面倒という言葉が先に来る‥私自身も、もうどうして良いのか分からない。
・