この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第9章 痛手と餓え



「・・葉山が来ていてくれて助かったよ・・・」


会場を出た後、すぐさま駐車場に回り葉山と合流…
今日は、葉山が運転手としてパーティー会場に来ていた。



「何かありましたか社長??」


「少しね・・
無い事に油断した」


「・・・
ご自宅より病院の方がよろしいのでは?」


「いや、マンションで良い・・・」


女に薬を飲まされ病院に‥‥
情けなくて行けるものじゃ無い‥幾ら私でも、それくらいのプライドはある。



(・・・
参った‥変に身体が疼く‥‥)


性的な興奮とは理解している、とりあえずマンションまで保てば、それで良い。


本当に、予想外の人物に気を取られた…
まさか父と祖父‥来ると知っていれば、朔夜叔父の主催だろうと行かなかったものを……


会場からマンションまでは、車で約30分…
その間に薬がかなり回ったとは思う。



「すまなかったね葉山…
明日は朝連絡する」


「・・・・・はい」


エントランスで葉山と分かれ、最近あまり帰ってもいなかった自宅へと入った。



「・・・・・はぁ…」


少々乱暴に、上着を脱ぎ捨てネクタイを外し、Yシャツのボタンを数個外して、ワンルームに改造した部屋のベッドに転がる。



「・・・不味いな…」


身体は熱く、性的にというか、私のモノは痛いくらいに勃ち上がり・・


手っ取り早い手段と言えば自分で‥‥それはそれで、情けないし腹が立つ。



「はぁぁ・・・」


流石に切なく辛い…
身体が暴走しそうだ・・


自慰行為など、殆どやらない私に取って、それをしてしまえば、あの女に負けた気分になってしまう。



「・・・くっっ!」


服を着ているのも辛い…
のろのろと、残りのYシャツもスラックスも脱ぎ、ただ息を荒くして、襲う餓えに耐えるだけ。



「・・私でも、これは勘弁だ・・・」


1人だから良いようなものだが、誰かいれば本当に情けないだろう。

/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ