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青い残り火
第10章 第10章
甘いため息を交えて話す千紗の頬は赤みがさし、その時を思い返しているらしかった。

「渋谷のドキドキが身体から伝わってきて、でも、すごく優しい手で……、嫌なら言って、って言われたけど、怖かったけど……だって誰かに触られたことなんて初めてだし、でもちっとも嫌じゃなかった。今、凄く嬉しいの」

千紗はすでに快感を与えられたかのように艶めいていた。

「そう……」

千紗の恋の進展など聞きたくもなかった。話し相手になる余裕はなく、苛立ちばかりが増していった。

「あの、芽衣はどこまでいった?」

「えっ?」

「だからその、一馬と、もうエッチした? 桃香はまだなんだって。ごめん、変なこと聞いて。私、ちょっと不安で……」

そうだ、私と一馬は繋がっているんだと、芽衣は気持ちを切り替えた。

「じつはね、私達もう、その……したの」

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