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青い残り火
第4章 第4章
今日は美弥先輩と同じシフトなんだよなぁ
まずいか?
いや、まずくない
うまく立ち回ればいいことだ
「……そしてこれは余談ですが、ここで呼ばれている"君"とは、作者である藤村の幼馴染であるとも言われていて、男女七歳にして席をおなじゅうぜずといわれていた頃の……」
携帯を閉じた一馬は頭の後ろで両手を組み、黒板の上の時計を眺めた。
すでに美弥と関係を結んでいた彼は、シフトが同じ日には彼女のアパートに寄ってから帰宅していた。
ちっ、今日に限ってなんで三人が重なるんだよ
一人ずつにしてくれ
ん?
そういえば先輩んちにまだコンドームの残りあったっけ……
「えぇーーっ!」
周囲の声で我に返った。
「相手は誰でも構いません。あこがれているアイドル、俳優、身近な先輩、まだ見ぬ理想の相手、好きな人がいたらその人にむけて……」
「きゃっ、恥ずかしい」
「お前誰かいるのかよ」
「なによ、あんたに関係ないでしょ!」
鈴木に向かって桃香が言い放った。
まずいか?
いや、まずくない
うまく立ち回ればいいことだ
「……そしてこれは余談ですが、ここで呼ばれている"君"とは、作者である藤村の幼馴染であるとも言われていて、男女七歳にして席をおなじゅうぜずといわれていた頃の……」
携帯を閉じた一馬は頭の後ろで両手を組み、黒板の上の時計を眺めた。
すでに美弥と関係を結んでいた彼は、シフトが同じ日には彼女のアパートに寄ってから帰宅していた。
ちっ、今日に限ってなんで三人が重なるんだよ
一人ずつにしてくれ
ん?
そういえば先輩んちにまだコンドームの残りあったっけ……
「えぇーーっ!」
周囲の声で我に返った。
「相手は誰でも構いません。あこがれているアイドル、俳優、身近な先輩、まだ見ぬ理想の相手、好きな人がいたらその人にむけて……」
「きゃっ、恥ずかしい」
「お前誰かいるのかよ」
「なによ、あんたに関係ないでしょ!」
鈴木に向かって桃香が言い放った。