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青い残り火
第4章 第4章

「ま、一馬はこう見えて鈍いからな。ラブレターなんて書けるわけがない。はい、国語の成績ダウン~」
「お前には書けるのかよ」
突然教室のドアが勢いよく開いた。
「おーい、一馬ぁ、放課後後輩の練習見にいこうぜ。少しぐらい時間あるだろ?」
隣のクラスの渋谷が顔を出した。
「俺今日バイト」
「俺もだよ。でも顧問の中尾が後輩に気合い入れとけってわざわざ言いに来たんだぜ、俺は行く、お前も来い」
「……わかったよ、ちょっとだけな」
バスケ部キャプテンの渋谷は物怖じしない性格で押しが強い。逆らっても無駄な相手だと分かっている一馬は、その誘いにしぶしぶ応じた。
「でも三十分したら帰るよ」
「じゃ、あとでな」
再び勢いよくドアが閉まった。
次から次へと面倒な日だな
まったく、ラブレターなんて知らねえよ
一馬はふと、芽衣の告白を思い出した。
たしか……
私と付き合ってくれない?
だったような気がする
そうだ、前に真琴さんがくれたメールと同じセリフだったな
「じつは俺も、前から気になってたんだ」
同じセリフで答えた俺……
「お前には書けるのかよ」
突然教室のドアが勢いよく開いた。
「おーい、一馬ぁ、放課後後輩の練習見にいこうぜ。少しぐらい時間あるだろ?」
隣のクラスの渋谷が顔を出した。
「俺今日バイト」
「俺もだよ。でも顧問の中尾が後輩に気合い入れとけってわざわざ言いに来たんだぜ、俺は行く、お前も来い」
「……わかったよ、ちょっとだけな」
バスケ部キャプテンの渋谷は物怖じしない性格で押しが強い。逆らっても無駄な相手だと分かっている一馬は、その誘いにしぶしぶ応じた。
「でも三十分したら帰るよ」
「じゃ、あとでな」
再び勢いよくドアが閉まった。
次から次へと面倒な日だな
まったく、ラブレターなんて知らねえよ
一馬はふと、芽衣の告白を思い出した。
たしか……
私と付き合ってくれない?
だったような気がする
そうだ、前に真琴さんがくれたメールと同じセリフだったな
「じつは俺も、前から気になってたんだ」
同じセリフで答えた俺……

