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青い残り火
第4章 第4章

「大丈夫だな。俺らの時よりよっぽどしっかりしたチームになってる」
体育館を振り返る渋谷の言葉に、一馬は携帯を確認しながら「確かに」と同意した。
「やっぱあれだな……」
「ん?なんだよ」
グランドでは陸上部がハードルの位置を確認している。
「マネージャーがかわいいと部員の動きが違うな」
えっ、と渋谷を見た一馬は「やっぱお前もそう思った?」と言い、うむ、と頷くごつい男の真面目な顔に思わず笑った。
「俺もあの子が良かった」
「おい、それがキャプテンの言葉とは情けない、あ、元キャプテンか、ははっ」
夏を迎える校庭はサッカー部やテニス部がランニングで汗を流し、秋の新人戦に向けて体力作りに余念がない。
二人は日陰のある中庭に足を向けた。
「ところで一馬、お前、川口芽衣と付き合ってるんだって?」
「ん? まあな」
「いいなー、羨ましいなこのやろう」
背中を小突かれた一馬は思わず前につんのめった。
体育館を振り返る渋谷の言葉に、一馬は携帯を確認しながら「確かに」と同意した。
「やっぱあれだな……」
「ん?なんだよ」
グランドでは陸上部がハードルの位置を確認している。
「マネージャーがかわいいと部員の動きが違うな」
えっ、と渋谷を見た一馬は「やっぱお前もそう思った?」と言い、うむ、と頷くごつい男の真面目な顔に思わず笑った。
「俺もあの子が良かった」
「おい、それがキャプテンの言葉とは情けない、あ、元キャプテンか、ははっ」
夏を迎える校庭はサッカー部やテニス部がランニングで汗を流し、秋の新人戦に向けて体力作りに余念がない。
二人は日陰のある中庭に足を向けた。
「ところで一馬、お前、川口芽衣と付き合ってるんだって?」
「ん? まあな」
「いいなー、羨ましいなこのやろう」
背中を小突かれた一馬は思わず前につんのめった。

