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青い残り火
第4章 第4章
美弥がレジに立っている間に、真琴達の席の番号が頭上で点滅した。手の空いた一馬は美弥を気にしつつ「はい、お呼びですか」とテーブルに近付いた。「お呼びですよ」と真琴がさっそく身体を寄せてきた。
「十時まででしょ? いつものタクシー乗り場で待ってるね」
豊満な胸のせいで、上着の下のタンクトップが今にもはち切れそうだ。
「この前はごめんね、仕事でトラブっちゃって」
「あ、いえ」
いつも笑みを絶やさない理恵子が今日は無表情でそこにいた。
あの晩ハレンチな下着で一馬を挑発した彼女は、バスルームで戯れた時にもあの男の名を叫び続けた。
好きな男が真琴を抱いている。その現実に耐えきれず発した嬌声に違いなかった。けれど一馬にとってそんなことはどうでも良かった。
自分が真琴の遊びの相手でも、理恵子の寂しさを埋める道具でも、何も問題はない。若さゆえの好奇心を満たし、激しい性欲を解消できるのならそれで。
「十時まででしょ? いつものタクシー乗り場で待ってるね」
豊満な胸のせいで、上着の下のタンクトップが今にもはち切れそうだ。
「この前はごめんね、仕事でトラブっちゃって」
「あ、いえ」
いつも笑みを絶やさない理恵子が今日は無表情でそこにいた。
あの晩ハレンチな下着で一馬を挑発した彼女は、バスルームで戯れた時にもあの男の名を叫び続けた。
好きな男が真琴を抱いている。その現実に耐えきれず発した嬌声に違いなかった。けれど一馬にとってそんなことはどうでも良かった。
自分が真琴の遊びの相手でも、理恵子の寂しさを埋める道具でも、何も問題はない。若さゆえの好奇心を満たし、激しい性欲を解消できるのならそれで。