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青い残り火
第6章 第6章
千紗はミステリーが好きだよ。アニメはテレビで観れば充分だっていつも言ってる──

知っていながら口を閉ざした芽衣は「がんばってね」とにっこりした。

胸のどこかが重く痛んだ。

一馬も私の事をこんな風に思ってくれてる?
当たり前でしょ

自問自答し、他と比べてしまう己の自信のなさに辟易した。渋谷についた嘘に自分が傷付き、桃香のように喜んであげられない自分が情けなかった。

テストが終わったら、一馬と一緒に映画に行きたい
映画館なら手を繋いだって構わないもの

芽衣はそう決めて気を立て直し、聴こえてきた始業のチャイムに背筋を伸ばした。








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