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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第23章 天地開闢
しかしそちらに意識をやれば、今度は背の方を激しく責められる。
男は先程、火傷の痕を梅に喩えたが──ならばその蜜を吸う百千鳥(ももちどり)の如く、男の唇は花一輪一輪を甘くついばみ、舌は細枝を渡るか細い足のように、縦横に這いずる。
色事に熱を帯びた花は、余計に朱に染まっているようだった。
「はあっ、あんっ……あぁ……!」
しかし前面と背後と、異なる快感に翻弄される神依は呼吸もままならない。快楽の逃げ道も作れず、なのに男から送られる甘い刺激も一向に止む気配を見せなかった。
胸の頂は男の指に媚びてそそり、背を走る細い電流は肌の裏を撫でてゾクゾクとした刺激を全身に波及させ──既に十分気を昂らせていた神依に、それを耐えることはできなかった。
「ひ、つぎ様っ、日嗣様っ! も、だめ……っ! 私──ッんん……!! ……!!」
「ああ……神依──」
ずっと我慢して体の奥で渦を巻いていた快感が、堰を切って溢れ脳まで駆け上がってくる。
自分ではその勢いを押し留めることもできず、助けを求めるように男の名を呼べば、耳元で何事かを優しく囁かれた。けれどそれを理解する前に、頭の中へと一気に快楽の涛波が押し寄せる。
──破裂する。それだけは分かった。
男は先程、火傷の痕を梅に喩えたが──ならばその蜜を吸う百千鳥(ももちどり)の如く、男の唇は花一輪一輪を甘くついばみ、舌は細枝を渡るか細い足のように、縦横に這いずる。
色事に熱を帯びた花は、余計に朱に染まっているようだった。
「はあっ、あんっ……あぁ……!」
しかし前面と背後と、異なる快感に翻弄される神依は呼吸もままならない。快楽の逃げ道も作れず、なのに男から送られる甘い刺激も一向に止む気配を見せなかった。
胸の頂は男の指に媚びてそそり、背を走る細い電流は肌の裏を撫でてゾクゾクとした刺激を全身に波及させ──既に十分気を昂らせていた神依に、それを耐えることはできなかった。
「ひ、つぎ様っ、日嗣様っ! も、だめ……っ! 私──ッんん……!! ……!!」
「ああ……神依──」
ずっと我慢して体の奥で渦を巻いていた快感が、堰を切って溢れ脳まで駆け上がってくる。
自分ではその勢いを押し留めることもできず、助けを求めるように男の名を呼べば、耳元で何事かを優しく囁かれた。けれどそれを理解する前に、頭の中へと一気に快楽の涛波が押し寄せる。
──破裂する。それだけは分かった。

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