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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第23章 天地開闢
痛みを帯びる体験は鮮烈に記憶に残るというが、ならばこの痛みはその幸せな気持ちを忘れないための傷痕だ。受け入れたい。そして確かに二人、幸せな時を迎えられたのだと──記憶に、体に、心に刻んで残してほしい。
「私は……大丈夫、です。だから……」
「……」
掠れた声でそれだけを訴えれば、日嗣は微かに口元に笑みを浮かべて受け入れてくれた。
ちゅぷ、と水が弾ける音がする。宛がわれたものは更に先へと割り入り、神依の意識に明確な違和感をもたらした。
日嗣はその不安げな瞳から目を反らさず、ゆっくりと腰を押し出して肉の楔を女の中へ沈めていく。そして先にある奥宮の入り口に触れると、
「神依……いくぞ」
目にすることができたなら、きっとあの赤気のようにあったであろう──最後の境界を、ぐと破った。
「──っ、ひ……っくうぅっ!! ……!!」
その予想以上に重く鋭い痛みに、神依の体が一気にひきつる。肩に爪が立てられ、その最初の衝撃が日嗣自身にも伝わった。
「あ、……あっ、……日嗣様……ッ、」
「あと少しだからな……。それから……、いや。……ありがとう」
「んっ……私、も」
「私は……大丈夫、です。だから……」
「……」
掠れた声でそれだけを訴えれば、日嗣は微かに口元に笑みを浮かべて受け入れてくれた。
ちゅぷ、と水が弾ける音がする。宛がわれたものは更に先へと割り入り、神依の意識に明確な違和感をもたらした。
日嗣はその不安げな瞳から目を反らさず、ゆっくりと腰を押し出して肉の楔を女の中へ沈めていく。そして先にある奥宮の入り口に触れると、
「神依……いくぞ」
目にすることができたなら、きっとあの赤気のようにあったであろう──最後の境界を、ぐと破った。
「──っ、ひ……っくうぅっ!! ……!!」
その予想以上に重く鋭い痛みに、神依の体が一気にひきつる。肩に爪が立てられ、その最初の衝撃が日嗣自身にも伝わった。
「あ、……あっ、……日嗣様……ッ、」
「あと少しだからな……。それから……、いや。……ありがとう」
「んっ……私、も」

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