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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~(おしらせあり)
第1章 世界・人物
◆猿彦・彦/さるひこ・ひこ
┗猿彦は字。八衢の主で雲海のあらゆる道を知り境を見分ける異形の神。彦は日嗣からの親しみを込めた呼称。
国津神ながら日嗣の友人であり、縁結びの神の側面を持つことから日嗣の生き方を案じている。

◆蛟・水霊/ミズチ
┗千年を生きると龍に成るという龍の幼体。人の穢れに犯され、禍津霊に転じ少女を襲った。

◆チ龍・子龍/ちりゅう・こりゅう
┗少女になついた龍の子。蛟になる前の段階で、外見はトカゲのよう。

◆鼠軼/そてつ
┗少女が住むことになった家の屋敷神。神威の宿った珠を尾に巻き、鼠の姿をしている。

◆鼠英/そばな
┗鼠軼の一番上の息子。老いた父の手助けをする。

◆斎水別神/ユツミワケノカミ
┗淡島の広場に新たに祭られた龍神。日嗣と少女を父母と慕う。

◆兎神/うさぎがみ
┗少女が伍名から託された幼い兎の神様。名はまだない。性格は臆病で、跳び石が渡れない。因幡兎(イナバウサギ)と呼ばれる種族で、毛がうっすら桃色。

◆木花之佐久夜姫/コノハナノサクヤヒメ
┗桜を名に持つ美しい女神。炎にまかれた産屋で子を生む。

◆石長姫/イワナガヒメ
┗木花之佐久夜姫の姉。醜い容姿を持つとされるが、石や岩の永遠性や恒久性も表す。
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